スプーンやコップ、始め時や進め方のコツ
食具はスプーンから使い始めてください。興味を持ち始めた時が、持たせ時です。
食べ物を手でつかんでお口に運べるようになるのもスプーンの練習になります。こぼしながら少しずつ上手になっていきますので、練習用のスプーンをわざわざ買ってこなくても大丈夫です。
離乳食の時は食べさせるスプーンとお子さんが持つスプーンと2本準備するといいですね。お子さん用は握る部分が太めの方が持ちやすいです。すくう部分はお子さんのお口の幅に合っていると食べさせやすいですよ。
フォークは刺した食べ物を一度に口に入れてしまいやすいので、自分の一口料を覚えてから使ってください。
スプーンを親指・人差し指・中指で持つペングリップがお箸を持つ手の基本になります。これは鉛筆の持ち方にも共通です。
早く始めても上手になるとは限りません。お子さんの発達と興味に合わせて使っていきましょう。
水分補給にはお口の機能を高めるためにストローより先にコップ飲みを始めてください。
小さなコップに白湯を入れて大人がコップを持って傾けて、唇を湿らす程度から始めてください。
ストローを使う場合はお口に入れる部分を切って短くしてから使うとお口の発達を妨げません。
スプーンもコップもお庭やベランダなどお外で食べる機会に練習するといいですね。