「保健センター」と「にっしん子育て総合支援センター」の2 箇所にその窓口があります。妊娠・子育て中の悩みを聞いたり、専門窓口の紹介、必要に応じた具体的な支援情報をお伝えしています。お電話・メール・来館してもらっても大丈夫です。(場合によっては訪問での相談もできます)
Q.
2歳を過ぎた子どもがいます。同い年の子どもたちは、もうおしゃべりを始めているのに、うちの子はまだほとんどしゃべらなくて心配です。どのように接するとよいですか?
A.
ことばの発達を促すかかわり方の基本は、子どもの気持ちを理解し、それに応答し、新たな発信に結びつけることが大切です。子どもにとっては自身の発信を「聞いて」もらい、それに応答してもらうことがこのうえない喜びとなります。忙しいとき、なかなか手が離せないときも、子どもの働きかけに応えることが、さらなるコミュニケーションの基礎を積み上げていくことになります。例えば、「子どもの指さし」(子どもの発信)→「一緒に見る」(視線の共有)→「一緒に驚く・喜ぶなど」(気持ちの共有)→「発信」(保護者の対応)→「次の指差しあるいは言語的発信」(子どもの発信)というように発展していくことが考えられます。でも、色々試みてみたけれどなかなかことばが出ない、ことばが出てもなかなか意味のあることばが増えない、つなげて(二語文)話せない、ことばの理解が難しいなど子どもの成長発達の中で心配なことが出てくることがあります。保護者がわが子のことばの遅れを感じた時、その心配や不安は決して小さくないと思われます。
その時は、様子を伺いながら対応を一緒に考えさせていただきたいと思いますので保健センターなどにご相談ください。