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学び 2023年2月27日

読み聞かせのコツ

子どもに読み聞かせをするとき、どう読むのがいいのかよくわからないなと思ったことはありませんか。日進市立図書館で読み聞かせボランティアをしているサークルに、読み聞かせのコツを取材しました。

絵本を読み聞かせるコツはありますか?

絵本の読み聞かせは、子どもと肌を触れ合わせて、生の声で語りかけることのできる最高のコミュニケーションツールの一つです。上手に読もうとか難しく考えなくて大丈夫です。

次のことを参考にしてお子さんとの絵本を楽しみましょう

・普段の声で(無理に声を作らなくて大丈夫)
・膝の上などで抱いて読んであげましょう(肌からも音を感じます)
・ゆっくり見せてあげましょう。
・やさしく語りかけましょう
・興味がなくなったら終わりにしましょう(無理強いしない)

絵本を読み終わったら子どもの感想を聞いた方がいいです?

必要ありませんよ。絵本が学習のツールになってしまっては、子どもがのびのびと絵本の世界に浸れないかもしれません。教えようとせず、一緒に楽しみましょう。無理強いせずに、子どもの機嫌のよいときに読んであげるだけでよいと思います。

絵本選びのコツはありますか?

出版から50年以上たった絵本を選ぶのも一つです。ベストセラーになる絵本には、素晴らしい要素がいっぱいです。絵本は声をかける道具でもあります。0歳のお子さんには、わらべ歌や「ぎゅっ」「ちゅっちゅっ」など音を楽しむ絵本、色のきれいな絵本がオススメです。

子どものお気に入りの絵本を見つけるにはどうしたらよいでしょうか?

図書館に行って、たくさん本を借りてきて、テレビの横など、家のいつでも目につく場所に置いてみてはどうでしょうか。お子さん自身が、気になる絵本を自然と手に取って見ていたり、「読んで読んで!」と持ってきてくれるかもしれません。

子どもがどんどんめくってしまいます、、、

子どもがページをめくるということが楽しい!という発見をしているのは素晴らしいことなので、温かく見守ってあげてください。また、絵本は、書いてあるとおりに読まなくてもいいので、子どもの目を見て、反応を見ながら自由に楽しんでみてください。

親子のお気に入りの1冊が見つかるとよいですね。

協力 日進市立図書館

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