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発達・健康 2024年4月29日

子どもを事故から守ろう!①

子どもを事故から守るにはどんなことに気を付けたら良いか知っておくと安心して過ごせますよね。でも、もし事故が起きてしまったら…どんな時に救急車を呼ぶべきかや、知っておくと役に立つ応急手当について尾三消防本部の小西さんに伺ってきました。

~起こりやすい事故と予防のポイント~

転倒転落

●ベッド、ソファ、椅子、テーブルなどからの転落
●階段、ベランダなどからの転落
●不安定なおすわりで頭を床などにぶつける
●つかまり立ちして支えから手が離れて転倒

〇予防のポイント
・ベッドの柵は必ず上げる、ひとりでソファ、椅子などに寝かさない
・階段や段差のある所には柵など
・転落防止対策を必ずする
・箱、家具など踏み台になるようなものをベランダや窓際に置かない

窒息

●柔らかい寝具にうもれる・ぬいぐるみやスタイが顔にかかる・ベッドと壁の間に挟まれる
●ミルクの吐き戻しによる窒息
●食事中の食べ物などによる窒息

〇予防のポイント
・大人用ベッドではなく、できるだけベビーベッドに寝かせる
・敷布団やマットレス等の寝具は硬めのものを使用する
・授乳した後は、げっぷをさせてから寝かせる
・豆、ナッツ類は、5 歳以下の子どもには食べさせない
・球形の食品は4 等分にして、ブドウなどの皮は除去してから与える

誤飲

●包装フィルム、シール、医薬品、洗剤、化粧品、たばこ、お酒、ボタン電池、吸水ボール、磁石などの誤飲

〇予防のポイント
・直径39mm より小さいものは誤飲の恐れがあるので、子どもの手の届かない高さのところに片付ける

溺水

●入浴時に溺れる
●浴槽へ転落し溺れる
●洗濯機、バケツ、洗面器に溜めた水で溺れる

〇予防のポイント
・入浴時、水遊び時は目を離さない、ひとりにしない
・水を溜めたままにしない

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消費者庁によると、乳児の死因の上位は、不慮の事故だそうです。
なかでも窒息による死亡事故は0 歳で圧倒的に多く、
1 歳以上では、交通事故、溺水での死亡事故が増えてくるとのことです。

 

さらに詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。
●あいち はぐみんネット 月齢・年齢別で見る起こりやすい事故 (乳幼児の事故)
https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html

●こども家庭庁 こどもの事故防止ハンドブックについて
https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook

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