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発達・健康 2024年11月21日

子どもをやけどから守ろう

日に日に寒くなってきましたね。室内で過ごすことが多くなるこの時期、今一度家庭内での事故防止について考えてみませんか。今回は、この時期に特に注意したい「やけど」について考えてみましょう。

例えばこんな場面で ・・・

炊飯器
蒸気に触れてやけどをした。

ストーブ、ファンヒーター
ファンヒーターの吹き出し口に紙を入れて遊んでいてやけどをした。

電気カーペット、湯たんぽ
長い時間、皮膚が同じ場所に触れて低温やけどをした。

子どもの成長発達にあわせ、やけどを予防しましょう

0歳頃 (ハイハイや伝い歩きが始まり、活動範囲が広がる時期)
 電化製品のコードやテーブルクロスを引っ張り、熱いものが落ちてやけどをすることもあります。手の届くところには熱いものを置かない、ベビーゲートを利用して子どもが近づかないようにするなどしましょう。

1~2歳 (好奇心が旺盛になる時期)
 キッチンに椅子を持ってきて、ガスコンロのスイッチを押すなど、行動の変化がでてくることもあり注意が必要です。チャイルドロック機能がついている、高温の蒸気が出ないなど、やけど防止対策のされている電化製品を検討すると良いでしょう。

3歳以上 (いろいろな遊びを覚え、行動が活発になる時期)
 大人が気をつけるのはもちろんですが、やけどや火事の危険を子どもに伝えていきましょう。

もしもやけどをしてしまったら ・・・

①すぐに10分以上冷やしましょう。

・刺激を避けるため、容器にためた水で冷やすなど、水道水やシャワーなどの流水を直接当てないようにしましょう。
・衣服の上からやけどをしたときは、脱がさず服の上から冷やしましょう。

②こんな時は受診しましょう。

・やけどの範囲が子どもの手のひら以上の大きさの場合や水ぶくれができている場合潰さないようにして受診しましょう。
・やけどの範囲が片足、片腕以上の広範囲にわたる場合
救急車を呼ぶことを含め至急病院を受診しましょう。
・電気カーペットなどによる低温やけどの場合
見た目より重症の場合がありますので、子どもが痛がることが続いた場合には病院を受診しましょう。

休日・夜間にやけどをし、どのように対処したらよいか、病院受診を迷った時には、子ども医療電話相談「#8000」に連絡してください。毎日、午後7時から翌朝8時まで、看護師(難しい事例は小児科医)による救急電話相談を行っています。

問合せ 健康課 (保健センター)
電話 0561-72-0770
FAX 0561-74-0244
メール kenko@city.nisshin.lg.jp

(広報にっしん 2024年11月号より)

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