風邪をひきやすいこの季節。免疫力や抵抗力をつけるためには、食事にどのような食材を取り入れたら良いでしょうか?管理栄養士の先生に教えていただきました。
1から4 月にかけて積極的に取り入れたい食材
大根・白菜・ほうれん草・ねぎ・かぶ・ブロッコリー・かぼちゃなどの冬が旬の野菜には風邪予防に摂取したいビタミン類が豊富です。また、オリゴ糖を多く含む玉ねぎは善玉菌のエサになり、上記の野菜には食物繊維も豊富なので一緒に食べると腸内環境を整えてくれます。納豆・味噌・ヨーグルトなどの発酵食品も同様の理由でおススメです。冬が旬の食材は体を温めてくれます。合わせて、主食と主菜になるタンパク質を一緒に食べられるといいですね。
レシピ1 魚のおろし煮
大根のビタミンCと食物繊維が摂れ、大根おろしは加熱すると甘くなり、魚の臭みを消してくれ、適度なとろみも加わり食べやすくなります。
作り方
大根おろしを鍋に入れて加熱し片栗粉をまぶした魚を加えて火を通す。離乳食中期は味なし。後期からは醤油を少し。幼児食からは少量のみりんと醤油で味付け。大人はめんつゆで味付けしておろし生姜と共に。
魚だけでなく鶏肉や加熱したかぼちゃ、ほうれん草を加えても美味しいです。大根はかぶに変えても良いです。
レシピ2 人参とお米のスープ
粘膜や皮膚を強くしてくれるビタミンAが豊富な人参。ご飯でとろみをつけてエネルギーも補給できます。
作り方
人参と玉ねぎを鍋に入れ少量の水を加えて蓋をして蒸し煮する。
柔らかくなったら炊いたご飯を加えてミキサーやブレンダーにかけ、粉ミルクを加える。
1 歳からは牛乳や豆乳でポタージュスープに。
大人はコンソメを加えれば美味しくいただけます。
監修:高瀬美佐子(管理栄養士)