Q.子どもがおもちゃや、コップやスプーンを投げるので、困っています。危ないと声をかけてもやめてくれません。どうしたら良いでしょうか?
A.
子どもが物を投げる行為には、思い通りにならない、親の気をひきたい、投げること自体が楽しいなど様々な理由が考えられます。しかし、子どもが物を投げると危ないし、困ってしまいますよね。
物を投げて危険な場合はその場ですぐに止めましょう。「やめなさい」と口に出すだけではなく、抱きかかえたり、手を握ってあげたりし、「あぶないからダメよ」と、落ち着いた声や表情で短く伝えることがおすすめですよ。その後、「○○がしたかったね」「○○がいやだったね」などと、子どもの感情を受け止め、「そーっと入れようね」などと適切な行動を伝えてあげてください。気分転換に別の遊びに誘導するのも効果的かもしれませんね。
投げる行為は、子どもの成長や発達に役立つものです。危険なものを周囲に置かないようにするなど、子どもが安心して遊べる環境を作ってみてはどうでしょう。
玉入れやキャッチボールなど、子どもと一緒に投げる遊びを楽しんでみてもよいですね。子どもの気持ちに寄り添いながら根気よく対応し、子どもの成長を促してあげられるといいですね。
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