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発達・健康 2025年1月23日

おうちケア 「薬の上手な飲ませ方について」

子どもに薬を飲ませようとしたら、嫌がって飲んでくれないこともありますよね。なんとか薬を飲んでほしいのですが、上手な飲ませ方はあるのでしょうか。保健師さんに伺いました。

服薬の基本ルール

・用法用量を守る(自己判断で増減しない)
・処方薬と市販薬を併用しない
・子どもの手の届かないところに保管する

薬の飲ませ方(粉薬)

①水や白湯などでよく溶かして、スプーンや乳首で飲ませる。
②少量の水で練り、指先で上あごやほほの内側に塗りつけて、その後水分やミルクを飲ませる。
③市販の服薬用ゼリーで薬をはさむようにして飲ませる。

注意点

ミルクやおかゆなどの主食には混ぜない
味の変化で主食が嫌いになることがあります。

飲み物などに溶かすときは飲み切れる量にし、飲ませる直前に溶かす
乳製品や酸味のあるジュース、スポーツ飲料などに混ぜると苦みが増したり効果が弱くなる薬があるので、あらかじめ医師や薬剤師に相談しましょう。

熱いもので溶かさない
成分が変化してしまうことがあります。冷たいもの(アイスやシャーベット等)に混ぜて味覚を鈍くしたり、甘いものや好きなもの(ジュースやプリン等)に混ぜると飲んでくれる場合があります。ただし、はちみつは1歳未満のお子さんには使用できません。

飲んですぐに全量を吐き出したら、再度同量を飲ませる
30 分以上たっている場合は、新たに飲ませる必要はありません。

 

楽しい雰囲気で飲ませるようにし、薬が飲めた時はほめてあげましょう。

 

情報提供:日進市健康課

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