口にごはんを入れたまま噛まずにぼんやりしています。おやつを抜いた時でも同じなのでお腹がすいていない訳ではないみたいですが、途中からイライラしてしまいます。
栄養士さんから
- ・果物やジュース、イオン飲料、牛乳をたくさんあげては いませんか?
- ・食事に集中できる環境が整っていますか?
- ・十分運動はしていますか?
運動のため、外にでかける時は、先に食事の準備をしていくほうがオススメです。帰ってから食事が待てなくて、他のものでお腹を満たしてしまうことがないようにしましょう。
楽しく食べる工夫をしてみましょう。少なく盛りつけて、お皿がからっぽになったら「いっぱい食べたね」と褒めてあげます。
手で持って食べられる料理を好む子もいます。おにぎりやサンドウィッチなどを取り入れてみては?
食器を変えてみたり、子ども自身に選ばせるのもよいでしょう。1人で食べないで誰かと(時には同世代の子と)食べるようにしましょう。おやつがきちんと管理できているなら、あまり量にはこだわらず、少しでも食べたら褒めてあげましょう。
管理栄養士 椙本冨美子さん
保育士さんから
- ・食事に集中できていますか?
- ・テレビやDVDはつけていませんか?
- ・空腹ですか?
- ・疲れ過ぎていませんか?
あてはまる点があれば改善してみましょう。
また、「きれいに全部食べなければ」という思いから食器を早く空にしようとしてたくさん口に入れてしまうのかもしれません。適切な量を口に入れたら「カミカミ、ごっくん」と声をかけながら一緒に噛む真似をして見せ、飲みこんだら褒めてあげましょう。噛むことの大切さを教え、食事へ意識が向くようにします。
なかなか進まない食事にイライラしますが、食事がつらい時間にならないように、根気よく行ってみてください。
にっしん子育て総合支援センター 保育士
※2014年9月 月刊ふぁまっぷより抜粋。