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栄養・食事 2021年3月1日

Let’sカミカミ! 防ごう 食事中の窒息事故(後編)

食事中に子どもが食べ物を詰まらせてドキッとした経験はありませんか?食べ物をよく噛まずに食べると窒息事故につながる危険性があります。そのような事故を防ぐためにはどうしたらよいのか。歯科の先生におしえていただきました。 

詰まってしまった時の対処法

食べながら「おえっ」というのは自然な反応。のどにつまらせ、声が出せない場合はすぐに対処が必要です。
窒息に気づいたら、すぐに救急車を呼び、救急車が来るまでの間、詰まったものを吐き出させるための応急処置をすることが非常に重要です。

●背部叩打法

片手で乳児の体を支え、手のひらで乳児のあごをしっかり支えながら、もう一方の手のひらのつけ根で乳児の背中をしっかり叩きます。

腹部突き上げ法(ハイムリック法)

※1歳児以上の場合
背後から両腕を回して、片方の手を握りこぶしにし、子どものみぞおちの下に当てます。もう片方の手をその上に当てて、両手で腹部を上に圧迫します。これを繰り返します。


参考:政府広報オンライン

杉本先生からひとこと

食べ物をのどに詰まらせてしまう事故は誰にでも起こりうることです。養育者及び保護者の方々は正しい知識を身につけて日々の食事を楽しんでいただければと思います。

 

お話:赤池ファミリー歯科院長 杉本賢司先生

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