親子ですごすおうちの中には、子どものケガや事故につながるキケンがいっぱい。このコーナーでは、全4回にわたって、おうちの中のキケンとその対策を紹介していきます。事前に対策をして子どもの事故を防ぎましょう。
薬
薬は正しく飲まないと症状がぶり返したり、重くなったりする場合があります。
薬は子どもの手が届かないところに保管しましょう。
飲ませ方
○水薬
水薬のビンを泡立たない程度に振って、正確に1回量をスプーンやスポイト、シリンジなどにとって飲ませましょう。
むせないように上体を起こして飲ませましょう。
水薬は、カビ等の汚染を受けやすいので、冷蔵庫に保管し、期限が過ぎたら捨てましょう。
粉薬
スプーン等に薬を取り、水や湯冷ましを入れ、よく溶かし、そのままスプーンで飲ませましょう。
どうしても嫌がるときは、ジュース、冷たいもの(シャーベット、アイスクリーム、ヨーグルト等)と混ぜ合わせ、味覚を鈍くして飲みやすくする方法もあります。
ただし、牛乳や酸味の強いジュース、スポーツドリンクなどと混ぜると、薬によっては効きめがなくなってしまったり、かえって苦みが増したりする場合もあるので、薬剤師に相談しましょう。
ペット
ペットと子どもが一緒に暮らす際には、感染症やアレルギー、ペットが子どもを傷つけてしまうなどの心配があります。
対策
- ●ペットの健康管理をきちんと行う
- ●口を舐めさせたりする濃厚な接触をさける
- ●ベビーベッドを活用する
- ●ケージやサークルなどペットを隔離できるスペースを作る