肌寒い季節になってきました。季節の変わり目などは、風邪をひきやすく、すぐに鼻水や鼻づまりを起こしてしまうお子さんもいらっしゃいます。鼻をかんでほしいけど、小さいお子さんにはなかなか難しいですよね。そこで、小さなお子さんでも鼻をかめるようになるコツをご紹介します。是非試してみてくださいね。
子どもに鼻のかみ方を教えるのは難しいですよね。しかし、鼻の中に鼻水をためたままにしておくと、鼻炎や副鼻腔炎、中耳炎、痰や咳などを悪化させる原因になります。また、鼻をすすると細菌やウイルスに含まれている鼻水が耳に達して中耳炎の原因となることもあります。自分で鼻をかめるようになるまでは温かいタオルで鼻を拭き加湿や保温で鼻水を出しやすくし、鼻吸い器等で吸ってあげましょう。
親子で楽しみながらできる鼻かみの練習方法をご紹介します。
1.ティッシュペーパーを細かく裂いて短冊を作る。
2.短冊を口の前に垂らし、口で吹いて動かす。
3.同様に短冊を鼻の前に垂らし、口を閉じて片方の鼻を指で塞ぎ、もう片方の鼻から息を出して動かす。
自分で鼻をかめるようになったら
Point!
●片方の小鼻を押さえ片方ずつかむ
●口から息を吸ってから鼻をかむ
●ゆっくり少しずつかむ
●強くかみすぎない
ポイントをおさえ、正しいやり方で鼻をかみましょう。鼻をかんでも上手に出せない時や気になる症状がある時は、耳鼻咽喉科を早めに受診しましょう。