お肌の乾燥が気になる季節になりました。小さなお子さんには、どのような保湿ケアをすれば良いのでしょうか?保湿剤を選ぶ時のポイントや、塗り方などを保健センターの方に伺いました。
乳幼児の皮膚は、大人の半分ほどの厚さで水分と皮脂がとても少なく、皮膚が乾燥しドライスキンになりやすい状態なのでスキンケアがとても大切です。
皮膚の汚れを石鹸できれいに落とし、保湿をして乾燥を防ぐことが重要になります。
保湿剤は主に3種類のタイプがあります
ローション | ベタつきがなく、広い範囲に使うことができる。夏に使いやすい。 |
クリーム | 水性でよくのびるので広い範囲に使いやすい。 |
軟膏 | 油性で水をはじく。皮膚を保護して水分の蒸発を防ぐ。冬の乾燥時期に使いやすい。 |
医師や薬剤師に相談し、皮膚の状態や季節、用途によって使い分けすることをお勧めします。
塗る時のポイント
① 塗る前に手をきれいに洗いましょう
入浴後、水分を拭き取ったらすぐに塗りましょう。
皮膚の乾燥を防ぐためできるだけ早く保湿剤を塗りましょう。
② 適切な量の保湿剤を塗りましょう
チューブの軟膏を大人の人差し指の第一関節から指先まで出した量(約0.5g)が大人の手のひら2枚分の面積が塗れる量です。
③ たっぷりと皮膚に乗せるように塗りましょう
少ない量を擦り込むように塗ると皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。やさしく均等に塗りましょう。
④ しわを伸ばして塗りましょう
※保湿剤には刺激感がある成分を含んだものもありますので、初めて使用する際はまず試し塗りをし、異常がないか確認しましょう。使用中に皮膚が赤くなったり、かゆくなったりしたら直ちに使用を中止し、医師に相談しましょう。
(情報提供:日進市健康課)