冬がやってきました。
寒さに朝は布団から出るのもツライですね。
元気いっぱい走り回っている子どもたちも朝には一番体温が低くなっています。
そこで、朝の温活のススメです。
自然界にいる動物は、陽の光によって朝を認識して、一日の始まりとして活動的になるそうです。
私たち人間は電気によって夜も明るく過ごしますので、なかなか光によっての調整が難しくなっています。
そこで大切なのが朝ごはんです。朝ごはんを食べることによって、体温があがり、身体や頭は「朝だ!よし、活動するぞ」と働き始めます。
冬は気温が低いのでさらに体温が上がりにくくなります。是非、朝ごはんに温かい汁物を1品加えてください。
同じく身体を温めるには肉・魚・卵・大豆などのたんぱく質をしっかり摂ることも大切です。パンだけ、おにぎりだけとなりがちな朝食ですが、卵料理や納豆など手軽なものでもよいので食べるようにしましょう。
朝は食欲がない…というお子さんは、まずカーテンを開けて、朝の光をたっぷりとあびてみましょう。
身体も頭も目覚めてお腹が空いてくるかもしれません。
もちろん、寝る前の飲食はやめましょうね。
(お話:管理栄養士 伊藤日奈子先生)